はじめに－IT導入補助金とは？
今回は、当社のECパッケージ『REGOLITH』がIT導入補助金の補助対象になったこともあり、今話題のIT導入補助金の概要を改めてまとめてみたいと思います。
業種を問わず、最大100万円の補助金を申請できる制度のため、当社のサービスに興味がなくても、ITツールの導入ご興味のある企業様がいらっしゃいましたら是非参考にしてください。
この補助金は、平成２８年度補正予算として措置された事業で、正式名称は「サービス等生産性向上IT導入支援事業」と定められています。
中小企業等がITツールを導入する経費の最大2/3を補助することで、中小企業等の生産性の向上を図ることが目的とされている制度です。
この「IT導入補助金」が話題になっているのには、主に二つの理由があります。
一つは中小企業であれば業種を問わず申請できること、もう一つは補助金でありながら採択確率が高いことです。
①ＩＴ導入補助金の概要
では、実際に「ＩＴ導入補助金」の募集概要を見てみましょう。
【補助対象となる事業者】
日本国内に本社及び実施場所を有する中小企業者等
【補助対象となる事業】
①日本国内で実施される事業であること。
②IT 導入支援事業者が登録する IT ツールを導入する事業であること。
【補助対象となる IT ツールの内容】
IT 導入支援事業者が提供する IT ツール（※）
（※）当社DiezonのECパッケージ『REGOLITH』も補助対象ツールとなります。
【補助率及び補助上限・下限額】
補助率 2/3 以内
補助上限額・下限額 上限額：100 万円 下限額：20 万円
【サービス、ソフトウエア導入費に含まれる経費】
サービス、ソフトウエア導入費については、以下の内容が含まれることを想定しています。
①パッケージソフトの本体費用
②クラウドサービスの導入・初期費用
【補助事業期間】
・交付申請期間：平成 29 年 3 月 31 日（金）～平成 29 年 6 月 30 日（金）17 時まで
・事業実施期間：交付決定日以後～平成 29 年 9 月 29 日（金）
※申請には、申請書の作成や専門家のフィードバックが必要になる場合もあるため、余裕を持った準備が必要です。
【申請方法】
所定の様式に必要事項を記載の上、IT導入支援事業者を通して代理申請を依頼する。
※詳細はこちらをご覧ください。
②補助金の採択確率は？
上記の通り、中小企業やNPOなどの小規模事業者であれば業種を問わず幅広く申請が可能です。
また、対象となっているＩＴツールも多岐に渡り、ITツールの導入を検討している事業者にはとても魅力的な補助金です。
では、実際にどのくらい採択されるのでしょう？
また、どんなツールの採択が多いのでしょうか？
残念ながら、上記の情報は発表されていません。
しかし、2月に締め切られた1次公募では7000社以上が採択されてます。
他のIT支援事業者に聞いてみたところ、感覚値としては半分くらいの採択率だったようです。
１次公募で約半分が使われてたと仮定すると、２次公募も約40~50億円程度の予算があります。
２次公募の公募期間は１次公募に比べて約３倍長いため、採択率は若干低下する可能性がありますが、通常の補助金では採択率が10%を下回ることも多いことを考慮すると、非常に採択されやすい補助金といえるのです。
最後に-IT導入補助金を使えるECパッケージ
ここからは、当社の宣伝になってしまいますが、当社のＥＣパッケージ『REGOLITH』もIT導入補助金の対象として選ばれました。
『REGOLITH』はフルカスタマイズが可能なオープンフレームワーク『EC-CUBE』をベースに、機能性やセキュリティ性能をさらに高めたECパッケージです。
『EC-CUBE』は、拡張性が高いオープンソースとして、過去に30000件以上のECサイトのベースシステムに採用されています。『REGOLITH 3.1』は、そのEC-CUBEの最新版であるEC-CUBE3.0.14系（2017年リリース）をフレームワークに採用し、月額1万円から利用できるSaaS版と他社でも開発が可能なオンプレ版をラインナップとしてご用意しております。
当社は、ECサイト構築のみならず、事業戦略の策定から、プロモーション/マーケティング支援、物流/オペレーション改善に至るまで、幅広くご支援させていただいております。
ＥＣサイトを新規に構築したいと考えている企業の皆様、今使っているサイトをリプレイスしたいと考えている企業の皆様、この機会に是非当社までご相談ください。
