2020/1/28 [後編]良い・悪いシステム会社の見分け方
~ECシステムの構築会社を選ぶ~

前回に引き続き、システム会社を選定する際に、良い(適した)システム会社を見抜く方法をご紹介いたします。[前編を読む]

後編では、「どんなシステムなのか誰も分からない!」「改修コストが高い/改修が遅い!」などの起こりがちなトラブルを未然に防ぐ方法をご紹介します。

前回同様、タイトルは少し過激ですが、良い会社/悪い会社というよりは、御社のプロジェクトに適した会社を選定する際の参考としていただけますと幸いです。

はじめに-どんなシステム会社が良い会社!?

改めて、今回の記事で指す「良いシステム会社」は、導入時はもちろん、導入後もシステムの改善に機動的に寄与してくれるシステム会社のことです。

もちろん、この記事で取り上げる観点以外でも良し悪し(適する適しない)の判断基準はたくさんありますので、「良い」「悪い」はあくまでこの記事内での定義であるということ、事前にお断りさせていただきます。

ただ、我々もシステム業界にいる中で、よく耳にするトラブルを取り上げているつもりですので、この記事を読んでいただければ、長期に渡り事業の成長に寄与するシステム会社と巡り合える企業様が増えると、確信しております。

目次

トラブル③
-どんなシステムなのか誰も分からない!を防ぐ

次は、構築したシステムの管理ができないシステム会社を見分ける方法です。

働き方改革の後押しもあり、これまでにも増して業務の見直しや業務のIT化が活発に行われています。 ECにおいては、業務の効率化のみならず、マーケティングや集計の自動化など、IT化で業務を高度化する企業様も少なくありません。

今ではどんな業務であっても、システムが多少なり関わっているため、業務の見直しにシステムの把握は欠かせません。

しかし、そんな時に困るのが「現在のシステムが、どんなシステムなのか分からない」ことです。

なぜそんな状況が起こるかと言うと、一番多いのはシステムを構築した担当者が辞めてしまっているというパターンです。



もちろん、担当者が辞めていなくても、構築から月日が経ち、誰もシステムの詳細を覚えていない場合もあるかと思います。
では、「構築したベンダーに聞けば良い」と思うかもしれませんが、システム会社側も、人が辞めることはありますし、構築担当者がシステムの仕様を忘れることもあります。

こうした状況に陥ると、業務改善に着手する前に業務内容をドキュメント化する作業から入りますが、人の作業は目に見える一方、システムの処理は目に見えない部分も多く、なかなか全容を把握するのに時間がかかります。

それも、一つのシステムであればまだ良いのですが、例えば会計システムなどの基幹システムと連携していて、そのシステムの仕様も分からないとなると、各工程の作業を一つずつヒアリングしながら、業務とシステムを把握していくために相当の時間を要します。
調査に時間を要してしまうと、簡単なシステム改修で終わるはずの業務改善であっても、数カ月から数年を要する大きなプロジェクトになってしまい、スピード感を持って改善していくことができません。
大げさだと思われる方もいらっしゃると思いますが、筆者も何度もこうしたプロジェクトを見たことがあります。

こうならないためには、システムを構築するときに、しっかりと資料に残すことが必要です。
また、構築時のみならず、運用が始まったあともドキュメントを更新し、誰でも見れる環境を作ることが大切です。



ドキュメント管理もコスト(手間)がかかるため、作りたがらない(見せたがらない)システム会社もいると思います。
しかし、後にシステムを改善していくことを考えたときには、過剰なドキュメント作成は不要であっても、業務フローやシステム仕様が分かる資料を見える形で管理してくれるシステム会社を選びましょう。

なお、うちは担当者が辞めてないから問題ない!と思われた方もいるかもしれませんが、複数のシステムが連携するなど比較的大きなシステムの場合には、継続的な改善の際に複数の人が携わるので、その時には何れにしてもドキュメントは必要になります。

本記事においては、長期的にシステムを管理してくれるシステム会社を「良いシステム会社」としていますが、逆に数カ月しか使わないシステムを構築する場合には、より簡易なドキュメントを作成する程度のシステム会社の方がお安く構築できる場合もあるかと思います。その辺はご判断いただければと思います。

トラブル④
-改修コストが高い/改修が遅い!を防ぐ

最後にご紹介するのは、リリース後の改修が高い会社を見抜く方法です。

最近は、IT業界の人ではなくても「アジャイル開発」という言葉が伝わるほど、継続的な開発が普及してきています。

ちなみに、少し脱線しますが「アジャイル(agile)」という単語の意味は「素早い」「機敏な」などの意味があります。詳述は避けますが、「スクラム開発」「スプリント開発」はアジャイル開発の一つの開発方法です。

もちろん、ECシステムにおいても事業の成長やサービスの変更に伴い、継続的に開発していくことは珍しくありません。
そんな時に問題となるのが、簡単な開発にも関わらず、改修に時間がかかることや、開発コストが大きくなることです。

原因は、「トラブル③-どんなシステムなのか誰も分からない!」の原因と同じく、システム会社内で仕様の管理ができていないため、仕様の把握に時間を要することです。(単純に高い会社もありますが、、、)
仕様の管理ができていないと、改修の方針を立てるにも時間がかかるのと、見積時にそもそもリスクが見えないので保険的にバッファを設ける必要があります

そうなると、軽微な開発でもいつも高い見積が出てきます

後からこうしたトラブルを避ける意味でも、長期に渡り継続的に改修を行っていくシステムに関しては、初期の構築費が少し高かったとしても、しっかりとドキュメントを作成してくれるシステム会社を選ぶことをお勧めします。

まとめ
-選定時に運用後のイメージを持つことが大切

いかがでしたでしょうか。

前編/後編に渡り、実際によく聞くトラブルを元に、良いシステム会社を見分ける方法をご説明して参りましたが、、こんなトラブル「あるある」と思われた方も多かったと思います。

システム会社を選定する際には価格や機能などの”目に見える”部分だけではなく、要件定義者の力量やシステムの管理体制など選定時には”見え辛い”部分も踏み込んで確認すると、御社の事業を長期的に成長させていくシステム管理体制が組めるかと思います。

当社は、言うまでもなく「良い」システム会社を目指しておりますが、御社のプロジェクトにおいては、この記事で「悪い」と記載させていただいたシステム会社が最適な場合もあると思います。
また、ある面では不得意な部分があっても、他の面では秀でた会社もあると思います。そんな時には、不得意な部分を補える会社をプロジェクトに参画させるなど、事業の成長に最適な体制を築けると、ITで事業が活性化していくと思います。

当社は、ECサイトECモールシステムオムニチャネルシステムの開発、その他業務改善マーケティング支援なども得意としております。
ECサイトを構築を検討される際にはもちろん、お困りのことがありましたら、お気軽にご相談いただけますと幸いです。

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