2020/2/5 [保存版チェックシート付]
ECサイトSEO対策の基本12 -2020年版–

今回も前回に続き、SEOに関しての記事を投稿させていただきます。
前回は「Lighthouse」というツールを利用したサイトのSEO評価の方法をお伝えしましたが、今回は検索の表示順位を高めるだけではなく、検索結果の表示から流入に結びつけるという観点も含めSEO対策の基本ポイントをチェックリスト化し、重要度に合わせて数値化してみました。
(重要度☆☆☆→3点、☆☆→2点、☆→1点、★→2点とし、合計で28点になるように設定)

記事の中で重要ポイントを押さえていただき、チェックシートと照らし合わせながら自社のサイトを確認していただければと思っています。
チェックシートはプリントアウト用に作成しておりますので、ダウンロードして印刷してご利用いただいくこともできます。

目次

タグは適正に書かれているか

タグとはHTMLファイルの文章の構造を指定したり書式を規定するもので、それぞれ「見出しにする」「段落にする」「リストにする」「リンクをつける」など、個別の役割があります。



「タグは適正に書かれているか」を確認することは、とても大事なポイントなのですが、ではなぜタグが適正に書かれていないといけないのでしょうか

例えば、同じノートを取るのでも、他人から見ても見やすいノートというのはそうでないものと何が違うでしょう。
それは、大事なポイントが一目でわかるということです。そのために、人間でしたら太字で書いたり色を使ったり工夫をしますね。
タグは検索エンジン(クローラー)に対して太字や色のような役割を果たしてくれます。

クローラーに見やすいと判断されるとそのサイトは高い評価をもらうことができ、それが検索結果として上位に表示されます。
そしてそのタグの中でもSEOにとって重要視されるのが①〜⑤のタグです。

① titleタグ

1.タグが示す言葉とページの内容は一致していますか?【重要度☆☆☆】

タイトルタグとは、<title></title>のタグの間に挟まれた文字のことを指し、その名の通り「ページのタイトル」として検索ページの上に表示される部分でもあります。
そのページを表現する適切なタイトルが設定されているか否かは、もちろん検索順位にも影響しますが、検索結果に表示された場合に検索者が訪問したいと思うような「魅力的なタイトルになっているか」が重要です。

但し、ページの記載内容と関係のないタイトルを付けると、訪問者の訪問目的とページの内容が異なり、直帰に繋がってしまいますので、あくまでページのタイトルであるということは忘れてはいけません。

また、タイトルが長いと、検索結果画面では「...(三点リーダー)」で省略されて表示されてしまうので、大事なことは前半に書きましょう。35文字以内で書くと、スマートフォンでも比較的全体が表示されるのでオススメです

② descriptionタグ

2.ユーザーがクリックしたくなる内容になっていますか?【重要度☆☆☆】

Descriptionタグは、ページの情報を説明するためのmetaタグに属します。
descriptionタグは、「ページの概要」を説明するタグになりますが、metaタグの中でもSEOに重要な役割を果たします。

Descriptionタグで設定した説明文は、検索エンジンの検索結果一覧に表示されますが、検索者が入力した検索キーワードとdescription内の単語が一致すると、一致したワードが太字で表示されます。それによってユーザーの目につきやすくなり、サイトへの流入にも繋がります。
検索者は、タイトルとdescriptionを見て、訪問するか否かを判断するので、サイト内で共通にするのではなく、各ページでページを表す内容をしっかり記載してあげましょう。
文字数は50文字程度にし、「...(三点リーダー)」で省略されてしまわないよう、大事なことは前半に書きましょう
ちなみに、SEO対策のためにキーワードを盛り込みすぎて、一文を読み通した時に違和感のある内容になっているサイトを見かけますが、これでは、逆にユーザーに「怪しいサイト」と見なされ、クリック率が下がってしまいます。無理にキーワードを詰め込んだりせず、ユーザーにとってサイトの魅力がより伝わる自然な内容にまとめましょう。

③ h1タグ

3.タグに検索キーワードが入っていますか?【重要度☆☆☆】

h1タグは大見出しの役割のため、要約しコンテンツ内容をひとまとめにした文言を使うことが大切です。 コンテンツのタイトル、description、そしてh1タグに同じ内容を記載することで、ユーザーはページの概要を把握しやすくなります。
また、h1にキーワードを入れることでも、ページ内のテーマの独自性をより明確に伝えることとなります。
h1タグを正しく表記することで間接的ではありますが、SEOの効果が期待できると言えるでしょう。
ここで一つ注意点なのですが、hタグにはh1~h6まであり、ブラウザにそれぞれ文字のサイズが最初から割り当てられています。
h1のデフォルトのフォントサイズは32pxで太字のboldで表示されます。
h1で示すべき内容をpタグの32pxのboldでスタイリングした場合、ブラウザ上の見た目は同じになりますが、pタグで記述した場合はSEOの効果は見込めなくなり、とても勿体無いケースがあります。
併せてご確認ください。

④ ogpタグ

4.ogpタグを設置し、サイトのファーストビューは整備されていますか?

ogpタグのOGPとは、metaタグ内の”Open Graph Protocol”の略です。 twitter、facebookなどのSNSで利用されている、ウェブページの情報をSNSと連携させるためのタグのことです。

適切に設定することで、SNSで転載された際に、ビジュアルに訴えることができます。厳密にはSEOとは関係ありませんが、共有されたユーザーの訴求率が高まり、より多くの人をサイトに誘導できます
ちなみに、ogpタグを設定をしていない場合、SNS側で転載したサイト内の説明文や画像を自動的に表示します。

⑤ caronicalタグ

5.重複(と見なされてしまう)ページにcaronicalタグは設定されていますか?【重要度☆☆】

canonicalタグは、検索エンジンに正しいURLを伝える「URLの正規化」において用いられる記述です。 同じドメインでも、httpsとhttpwwwの有無、アドレス最後の「/スラッシュ」の有無によって、検索エンジンからそのページは別物と判断されてしまいます。
複数のURLで同じ、またはほとんど同じコンテンツが表示された場合、検索エンジンではオリジナル性の低い重複ページと認識され、正当な評価がされなくなってしまいます。
評価の分散を防ぐため、特にURLが一意ではない場合にはcaronicalタグを記述しましょう。

タグ以外のチェックポイント

レスポンシブデザイン(MFI)になっているか

6.スマホへの対応はされていますか?【重要度☆☆☆】



MFIとは「Mobile First Index(モバイルファーストインデックス)」の略称で、ページのクローラーがPC向けのページではなく、モバイル向けのページを優先して評価することです。2016年にGoogleはMFIの導入を発表し、2018年3月からMFIの適用が順次開始されました。
まだgoogleも切り替え段階なので、過去にpc向けに作成したサイトの評価が落ちるということはありませんが、徐々にMFIが徹底されてきますので、早めにスマートフォンでも最適に表示できるサイトにしておきましょう
なお、MFIが進むと、PCだけに最適化されたサイトは評価されなくなってしまうので、今後サイトのリニューアルなどを行う際には、PC向けサイトとSP向けのサイトのURLを分けるセパレートURLではなく、レスポンシブデザインへの変更をお勧めします。

ファイルのディレクトリ構造は適切か

7.クリック3回で全てのページに到達できますか【重要度☆☆☆】

Googleは、「ディレクトリ構造の深さと検索順位(評価)は関係性がない」と発表しています。それ以上にSEOとして重要なのが、何回のクリックで到着するのかという「クリック階層」といわれています
例えば、ディレクトリ階層が深くてもトップページに直接リンクが設置されていれば、検索エンジンにとっては2階層目となります。これが、クリック階層の考え方になります。
Webサイトにおいて、理想は3クリック以内でページに到着できることといわれています。ディレクトリ構造とクリック階層を考慮した上で、正しく設計することでSEO評価の向上につながります。

ページの表示スピード確認

8.ページは十分に早く表示されていますか【重要度☆☆☆】

「Amazonの調査では、ページの表示速度が0.1秒遅くなると、売り上げが1%低下することが明らかになった。」
「Googleからは、ページの反応が0.5秒遅くなるとアクセス数が20%低下すると発表されている。」

一般に表示が遅れるごとにコンバージョン率、顧客満足度は大幅に低下し、表示に3秒以上かかるページは40%以上のユーザーが離脱するとまで言われています。
サイトのページ速度を計測する「PageSpeed Insight」は、Googleが無料で提供しているサービスです。 現状把握をし、サイトの表示速度改善の足がかりにしましょう。

[PageSpeed Insight]
https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/

XMLサイトマップは設置、更新されているか

9. XMLサイトマップファイルの作成〜設置、更新されていますか?【重要度☆☆】

XMLサイトマップとは、ウェブサイト内の各ページのURLや優先度、最終更新日、更新頻度などを記述したXML形式のファイルです。XMLサイトマップ(sitemap.xml)を設定することで、クローラーに対して各コンテンツの存在を適切に伝えることができます。
せっかく作ったのに、クローラに認識されないといったことが無いように、コンテンツ作成後や既存コンテンツの更新後は、XMLサイトマップも更新しましょう。

コンテンツをチェック

コンテンツマーケティングは、顧客ターゲットに対して広く情報を提供することで、見込み顧客のニーズを育成したり、購買角度を高めることに利用されるマーケティング手法です。
もちろんコンテンツを読んでもらうことに関しても、マーケティングの効果はありますが、文字が好きと言われるgoogleのクローラに対してもSEO効果は抜群です。

コンテンツの質の良さ

10.コンテンツはCVにつながっていますか【重要度☆☆】

どのコンテンツが集客につながっているのかをGoogle アナリティクスなどのSEOツールで確認しましょう。 直帰率が低く、滞在時間が長いものはよく読まれています。そこから派生するようなコンテンツにすると良いでしょう。
ただ、コンテンツマーケもマーケティングなので、どんなに読まれる記事でも目的を達成できないと意味がありません。KPIやKGIをきちんと設定した上で、コンテンツばかりに気を配るのではなく、CVに近づく導線も整備し、全体としてCVにつながるように工夫することが大切です。
なお、訪問者のニーズをしっかり捉えるためにも、広く浅い内容より、少数の人にでも深く刺さるような内容のコンテンツがECのコンテンツマーケティングでは重要です。

コンテンツの文字数

11.一つのコンテンツは3000~5000文字程度【重要度☆☆】

文字数とSEOは直接的には関係がないと言われています。
しかし、数百文字のコンテンツでは、十分にキーワードを配置できず、また他の記事と類似する可能性が高いこともあり、3000~5000文字程度の記事が一番有用と言われています。
内容としても、網羅性の高いコンテンツは、Googleに評価され、SEO効果が見込めます

最新のSEO対策

最後に、SNSや音声認識などにまつわる最新のSEO対策をご紹介したいと思います。

12.サイテーションを見込んだサイト作り

「短くて覚えやすいサイト名」になっていますか?【重要度☆】

サイテーションとは、直訳すると「引用」「言及」といった意味です。
店名や商品名、サイト名をSNS内で「呟いて」もらうことです。
スマホの普及で、一から自分で検索するのではなく、twitterなどで誰かが呟いた「商品名」「サイト名」をピンポイントで検索するといったようなユーザーが増えています。
その時に大事なのは、ユーザーの印象に残るような「覚えやすいサイト名」です。
取り扱う商品やターゲット層によって対策への重要度が異なりますが、新しいSEO対策としても注視されています。

おまけ.音声認識への取り組み

「Googleのモバイル検索のクエリの20%が音声検索になっている。」

国による違いはありそうですが、20%は大きな割合です。それだけテキスト検索から音声検索に変化してきていることが分かります。
2020年にはAIの発展も伴い、検索の50%が音声検索になると予想されており、音声認識への対策も徐々に進めていくことが必要になりそうです。
では、音声検索のSEO対策はこれまでのSEO対策と全く違うものになるのか、というとそうではありません。検索結果を表示するアルゴリズムがユーザーエクスペリエンス重視である以上、そこをしっかりと抑えてSEO対策することに変わりはありません。
音声検索で上位表示されるサイトには、以下の傾向がみられるようです。

ページの表示速度が速い
https化されている
SNSで人気がある
PC検索で上位表示されているコンテンツ

いずれもSEO対策で重要な項目ですので、SEO対策を堅実に実施していくことが音声検索にも有効であると考えられます。

まとめ

検索結果の表示から流入に結びつけるという観点も含めながらSEO対策の基本ポイントを見てきましたが、いかがでしたでしょうか。

SEO対策は、基本的なことを漏らさず継続していくことが一番効果的です。
ご紹介した内容はダウンロードできるチェックシートにまとめておりますので、ご活用頂けますと幸いです。
SEO対策やシステム構築に関して疑問がございましたら、お気軽に弊社にご相談ください。

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