複数のブランドをモール管理
モール型ECの導入メリットは?モールで売上UP?

2018/4/5

本ブログはECのマーケティング(集客)やリプレイス、オペレーションの改善をご支援させていただくコンサルタントが執筆するコラムです。
EC事業に課題を感じているお客様が、改善のアクションを考える際に参考にしていただけますと幸いです。
今回は当社のシステム「REGOLITH MALL+」の宣伝も兼ねて、自社でモール型のECシステムを導入する際にお役立ちする情報をお届けいたします。

自社ECモールシステムとは?

モールシステムというと、Amazonやヤフーショッピング、楽天などのモールへの出店をイメージする方も多いと思いますが、今回のテーマは自社で構築する”モールシステム”です。

「いや、自社でECモールを作るほど商品ないよ、、、」
と思われる方が多いかと思いますが、実はそれほど商品点数が多くない企業様でもモールシステムをご利用されています。

そもそも、モールシステムとはどんなシステムなのでしょうか。

▼サイト要件
・要件1- カテゴリやブランド毎にTOPページ(流入ページ)がある。
・要件2- カテゴリやブランド毎に商品を検索できる。
・要件3- モール内のカテゴリやブランドを横断して商品を検索できる。
・要件4- ユーザーは一つアカウントですべてのお店の購入ができる。

▼管理機能要件
・要件5- カテゴリやブランド毎に商品を登録するページがある。
・要件6- 統合された一つのシステムで管理が可能。

図でご説明するとこんな二つの形にまとめられます。

楽天やヤフーショッピングのように、一つの通販サイトの中に複数の出店者(自社モールではカテゴリ/ブランド)が存在し、サイト全体としても各出店者の商品毎にも検索できるシステムを想像してもらえればイメージし易いかと思います。
アマゾンは、「要件1」「要件2」に関わる機能を利用していないモールですが、自社で構築する場合にはカテゴリやブランド毎に流入ページは設けたいですね。

自社モールシステムの導入メリットは?

では、モールシステムを導入するメリットとはなんでしょうか。

・メリット1-ブランドやカテゴリ毎にTOPページ/LPを構築できる
 いろんなブランドを一つのサイトで扱うと、サイト内であまりブランド毎のイメージを出し辛くなりますが、モール型システムならカテゴリやブランドイメージを各ページのデザインに反映することができます。
 また、当社システムはいくつものLPを一括管理できる仕組みも提供しており、LPの作成、受注管理も一つのモールシステム内で行うことができます。

・メリット2-一つのシステムで管理できるので、管理費が安い
 ブランドイメージや、カテゴリの統一性を確保するために、複数のECサイトを構築するという手もありますが、これではシステムの管理コストや保守費用が高くなります。
一つのモールシステムで管理することができれば、システムの利用料がひとつになるうえ、決済などの外部手数料(月額利用料)なども1アカウントになるため、コストカットの効果があります。

・メリット3-オペレーションの効率化/簡素化
複数のサイトを運用すると、商品管理や受注管理業務も別々になります。しかし、モール型のシステムでは、一つのシステムで一括管理が可能なので、オペレーション効率を高めることができます。

・メリット4-自社の顧客を最大限に送客しあえる
複数のサイトを個別に運用すると、せっかく多くの顧客を持っていても、サイトを跨ぐ買い物はしてもらい辛くなります。しかし、モール型のシステムで統合管理すれば、ユーザーは一つのサイトでどのショップの商品も購入できるのでショップ間/ブランド間/カテゴリ間の送客効果を高めることができます。

その他、少し特別な使い方としては、多言語や多通貨のサイトの構築にも利用できます。 モールの一つ一つをブランド/カテゴリと見せることで、多言語や多通貨のサイトを構築することもできます。

実のところ、当社のモールシステムをご購入いただいたほとんどのお客様は、最初からモールパッケージの利用を念頭としてお問い合わせいただいた訳ではありません。実現したいことをご相談させていただいてるうちに、結果モール型のシステムパッケージにメリットを強く感じられて、導入されているお客様が多いのです。

当社のECモールシステム「REGOLITH MALL」のご紹介

ここで少し当社のECモールシステムに関して、ご説明させていただきます。

当社のECサービスパッケージ「REGOLITH」は、EC-CUBEという日本で一番利用されているECパッケージシステムをベースとしております。
「REGOLITH MALL」はモール化されているため、システム的にはEC-CUBEと異なりますが、管理画面のUI(操作性)やデザインの仕様などはEC-CUBEと同様です。なので、EC-CUBEや他社のECパッケージシステム、SaaS(ASP)のネットショップサービスを利用されたことがあれば、受注業務などの管理の操作は簡単です。

また、EC-CUBEベースなので、EC-CUBEのプラグインを利用することができます。
プラグインが利用できるので、クレジットカードはもちろん、コンビニ支払い、キャリア支払い、楽天ペイ、ペイパルなどの決済モジュールも利用することができます。
(※一部利用できないプラグインもあります。)

さらに、カスタマイズができるのも特徴で、外部システムとの連携や、基幹システム、WMS(物流システム)、その他ショッピングモール(楽天、ヤフー、アマゾンなど)と連携して一括管理することも可能です。

他社のモールシステム

当社以外にもモール型のシステムを提供している企業はいくつかあります。
代表的なモールパッケージを比較形式でご紹介させていただきます。

サービス名REGOLITHEC-OrangeMakeShop
提供形態パッケージ/SaaSパッケージSaaS
柔軟性(カスタマイズ)
利用企業規模小~大規模中~大規模小~中規模
初期費用
月額費用(保守費用)中~大
デザイン制作×
マーケティング支援××
コンサルティング×

※いずれも当社調べ。

当社の特徴としては、フルカスタマイズできるモールシステムの中で、比較的安価という特徴がありますが、ご検討の際には各社の強みを比べてみてください。

モールタイプの構築サイト

実際にモール型のシステムを利用されているサイトをいくつかご紹介させていただきます。

▼dot-st【株式会社アダストリア】

http://www.dot-st.com/

インショップ例(LOWRYS FARM):

http://www.dot-st.com/lowrysfarm/

▼RUNWAY channel【MARK STYLER株式会社】

本店:https://runway-webstore.com/

インショップ例(MURUA):

https://runway-webstore.com/murua/

▼JMAMeショップ【株式会社日本能率協会マネジメントセンター】

本店:https://jmam.jp/

インショップ(教育商材):

https://jmam.jp/manabi/

インショップ(能率手帳):

https://jmam.jp/techo/

まとめ

ECモールシステムは、ブランドイメージが重要なアパレルや雑貨、商材のターゲットや機能性などが異なる健康食品、たくさんのランディングページ(LP)などを必要とするテレビ通販など、多くの分野で既に利用されています。

もちろん、運用や商材により、モール型のECが沿わない形もありますが、複数のサイトを運用されている場合には、一度検討されてみても良いかもしれません。

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