【2025年度版】ECシステムの構築費用感比較|REGOLITH EC

2025/04/25
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ECサイトの構築やリニューアルを検討される企業様が最初に気になるのは、やはり予算感かと思われます。
もちろん構築やリニューアルには事業的な目的があり、それに沿ったシステムを構築することが重要ですが、低いコストで目的に沿ったシステムを探すこともビジネス上は重要です。

本コラムでは、ECシステムの製品を大まかに分類し、費用感やメリット/デメリットをご説明いたします!

目次

ECサイトの構築にかかる費用

ECサイトを構築する際にかかる初期費用は、主に以下の通りです。

① ライセンス費用

ECサイトの構築においては、一般的にベースシステムを利用して構築します。
サイトの規模やカスタマイズの有無によって、選ぶべきベースシステムは異なりますが、システムの利用料としてライセンス費用がかかることが多いです。
ライセンス費用は初期で支払う場合と、ランニングで支払うケースに分かれますが、ランニングで支払う場合にも契約期間に縛りが生じることが多いため、実質的には初期の時点で予算計上が必要なコストとなります。

② デザイン制作費用

多くのシステムではデザインテンプレートが用意されています。こうしたテンプレートを利用すれば、デザイン費用がかからない場合もありますが、オリジナルなサイトデザインを製作する場合には、デザイン制作にかかる費用がかかります。

③ 機能カスタマイズ費用

機能カスタマイズが必要な場合には、機能のカスタマイズにかかる費用が必要になります。

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④ データ移行費用

初期構築時には必要ありませんが、リニューアルを行う場合には、商品データや会員データの移行をベンダーに依頼することが多いです。

システム会社の見積は、各社の様式により項目が異なりますが、大きくは上記の分類で比較いただくと比べ易いかと思います。

ズバリ、ECサイトの構築にはいくらかかる?

ECシステムはB向け製品のため、価格を公表しているところは多くありません。
また、開発費用などは、各社で異なるため、事業者様の要望に応じて見積を行わないと費用が見えづらい事情もあります。

そのため、あくまで、当社が事業者様からヒヤリングした内容に沿った情報になりますが、代表的な製品を比べると以下の通りとなるようです。

システム種類/製品例サイトの年商初期費用主な採用理由主な不採用理由

海外クラウドEC

  • SalesForce CC
  • Adobe Commerce
20億円~3000万円~
  • 標準連携可能なマーケティングツールが充実
  • CMS機能が充実
  • グローバルにサポートが受けられる
  • 開発コストが高い
  • サポートが海外ベース
  • 業務機能が少ない

国内パッケージ

  • ec-being
  • ebismart
10億円~1500万円~
  • 名が知れたサイトの事例が多い
  • カスタマイズ性が高い
  • 管理画面の利便性が低い
  • マーケティング機能、CMS機能などが弱い
  • ベンダーロックが強い

当社パッケージ

  • REGOLITH EC
5億円~1000万円~
  • マーケティング機能や業務機能が充実
  • フルカスタマイズ・内製開発が可能
  • パッケージが新しく、実績が少ない

オープンソースパッケージ

  • EC-CUBE
~10億円500万円~
  • オープンソース
  • 開発ベンダーが多く、比較的安価に導入できる
  • 標準機能が少ない
  • データが多くなると、パフォーマンスが悪い

海外SaaS

  • shopify
~10億円30万円~
  • 手軽に開始できる
  • マーケティングやCMS機能が充実
  • カスタマイズ領域が限られる
  • 単純な物品購入以外の商材に適さない

国内SaaS

  • future shop
  • makeshop
~10億円~10万円
  • すぐに導入できる
  • サポートが手厚い
  • カスタマイズができない

その他

  • BASE
~1億円0円
  • 固定費がかからない
  • カスタマイズができない
  • 決済手数料が高い

初めて選定に関わる方ですと、想像していたより価格に開きがあるかと思いますが、ざっくり言うと海外製品より国内製品が安く、カスタマイズができる製品よりカスタマイズができない製品の方が安くなります。

一番見えづらいのはカスタマイズ費用かと思われますが、「WEB見積フォーム」にて、カスタマイズにかかる概算費用をお見積りいただけます。
参考値にはなりますが、予算感の把握のため、是非ご利用くださいませ。

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導入後のランニングコストは?

初期費用は上述した通りですが、ランニングコストに関しても大まかな費用感を比較しておきます。
こちらもヒヤリング内容を基に記載しているため、実際の費用感は各社への確認が必要な点ご留意ください。

システム種類/製品例固定費用レベニュー費用サーバー費用備考

海外クラウドEC

  • SalesForce CC
  • Adobe Commerce
-売上の数%
(1000万円~)
※レベニュー費用に含まれるインフラ費用が含まれていることが多い。

国内パッケージ

  • ec-being
  • ebismart
120万円~-60万円~開発規模に応じて保守費用が変わる。

当社パッケージ

  • REGOLITH EC
120万円~-60万円~開発規模に応じて保守費用が変わる。

オープンソースパッケージ

  • EC-CUBE
--1万円~左記はベンダー保守を依頼しない場合

海外SaaS

  • shopify
50万円~売上の0.6%程度30万円~プランにより固定費用とレベニュー費用の比率が変わる

国内SaaS

  • future shop
  • makeshop
10万円~--プランにより固定費用とレベニュー費用の比率が変わる

その他

  • BASE
-売上の1%程度--

ランニングコストの費用感も、概ね初期費用と比例しますが、売上が大きなサイトを構築する際には、レベニュー費用も無視できないので、事前に確認することが重要です。

どのシステムを選べばよい?

正直なところ、各製品でいろいろな面で特長があるため、詳細を把握するにはお問い合わせていただくほかありませんが、中規模~大規模なサイトを構築する場合に選定のポイントとなる点を基準に比較表をまとめてみました。

システム種類/製品例内製開発マルチロケーションマルチチャネルCMSマーケティング機能独自施策/販売形態基幹システム連携業務機能拡張

海外クラウドEC

  • SalesForce CC
  • Adobe Commerce

国内パッケージ

  • ec-being
  • ebismart
×

当社パッケージ

  • REGOLITH EC

オープンソースパッケージ

  • EC-CUBE

海外SaaS

  • shopify
×

国内SaaS

  • future shop
  • makeshop
××××××

その他

  • BASE
×××××××

:対応している。標準機能に優位性がある。カスタマイズで対応しやすい。

:対応は可能であるが、標準機能に優位性がない。またはカスタマイズに制約が生じる場合が多い。

×

:対応できない。または対応方法が極端に限られる。

最後に

いかがでしたでしょうか。
ベースとなるECシステムは、御社の事業の成長に大きく関わります。
どういった目的でサイトを構築するか、システムに何を期待するかを明確にしつつ、良いECシステムに巡り合えることを願っております。

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